製品概要
織物ソフトウェア「DesignScope victor」について
「DesignScope victor」は、ドイツの織物ソフト専業メーカー「EAT – The Design Scope Company」社が開発した、世界最先端の織物ソフトウェアです。
EAT 社は、テキスタイルデザイナーのP.Lepka氏が、手作業による紋図作成をコンピュータ化するために1983年に設立、それ以来、ジャカード・ドビー織物ソフト(一部経編ソフトも開発しています)専業メーカーとして、39年間常に最新のソフトを開発してきました。栄枯盛衰の激しいこの業界において、これって結構珍しいことらしいです。
「DesignScope victor」は、「今までのやり方」には決して満足せず、現在のジャカード・ドビー織物ソフトウェアのあるべき形を提案し続けております。多くの他社システムが模範にし、追随する、事実上の世界標準となっております。
「DesignScope victor」の特徴
- モジュール化された機能
「DesignScope victor」の各機能は、完全モジュール化されています。3次元織物シミュレーションや3次元組織アニメーション(3DWeave)を含むフルパッケージから、特定の用途に応じた専用パッケージまで、ユーザー様の用途に適したパッケージをご提案できます。
- 織物データがワンタッチで作成できる「チェーンシステム」
「DesignScope victor」では、独自開発の「チェーンシステム」を採用しています。織物設計・シミュレーション作成のすべての設定がひとつのチェーンにリンクされています。
- オープンなシステム
Windows11(64ビット版)対応。Windowsは、これからも定期的にアップデートされますが、「DesignScope victor」は常に最新のバージョンに対応できます。
インストールできるハードウェアは、デスクトップ、ノート、タブレットと機種を選びません。VMWare Fusion 12、Boot Campなどを利用すれば、Macintoshでも使用できます。
言語は、日本語、英語を含むマルチ言語に対応しており、各ユーザーが選択できます。
- つながる・全社でデジタル化
ヨーロッパでは、「デザインシステム=CAD・CAM(コンピューター支援デザイン・製造)」と認識されています。「DesignScope victor」も、デザインや織データを作るだけではなく、製造装置や、社内外のコンピューターに接続・連携することを強く意識しています。
例えば、日本では目で見ることを前提に「指図書」をプリントアウトし、そこで終わりますが、「DesignScope victor」では、データベース化したり、他のソフトと共有することを前提にXMLで出力します。
「DesignScope victor」動作環境
記載の情報は標準的な目安です。お客様の用途に最適な動作環境をご提案致します。
シミュレーション不要 | シミュレーション要 | ||
パソコン | OS | Windows 11 Pro 64ビット(日本語版) | |
CPU | インテル Core i5 | インテル Core i9 | |
メモリー | 4GB以上(8GB程度推奨) | 32GB以上 | |
SSD | - | 240GB以上 | |
グラフィックボード | - | NVIDIA Quadro 4GB以上 | |
キーボード | 109または106キーボード | ||
モニター | 23インチワイド以上 |